ごあいさつ
第51回日本小児臨床薬理学会学術集会
大会長 山谷 明正
(明治薬科大学 薬学部 教授)
この度、第51回日本小児臨床薬理学会学術集会を2024年11月9日(土)から10日(日)の2日間の日程で、砂防会館シェーンバッハ・サボー(東京都千代田区)において開催させていただくこととなりました。
本学会は、昭和49年に発達薬理学シンポジウムとして発足し、「発達薬理学およびその関連領域の研究の進歩とその普及をはかり、小児の健康とその福祉に寄与すること」を目的として半世紀にわたって開催されてまいりました。小児の診療に携わる医師や薬剤師、製薬企業に所属する研究者が一同に会し、小児薬物治療に焦点を当てた、職種および専門診療科を超えた学会として、薬物治療学、臨床薬理学、医療薬剤学、臨床薬学、薬剤疫学、レギュラトリーサイエンス等の観点から、小児科領域の各種疾患において使用される医薬品についての医学・薬学的な検討、医薬品評価・開発推進、適応外使用問題・未承認薬問題解決、医学・薬学教育などに取り組んでおります。
今回の学術集会では「小児医療のためにできること〜小児臨床薬理学が紡ぐチーム連携〜」をメインテーマに掲げました。様々な専門家たちが小児臨床薬理学の旗のもとに集い、改めて小児医療のためにできることを考えるきっかけになればと思っております。本学術集会が新時代における小児薬物療法の目指す方向を見定める端緒になればと考えております。
多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。